終了した花菜ガーデン主催講演会

 ◆バラの専門家による講演会（無料）

＜講演の主な内容＞

　・育種とは？

　・種と品種の違い

　・人工交配

　・人間がバラに求めたもの

　・バラの育種の難しさ

　・受粉の瞬間

　・結実と果実のいろいろ 

　・選別

　・京成バラ園芸

　・友好50年、仏 メイアン社のファミリービジネス 

　・鈴木省三氏（京成バラ園芸初代研究所長）と

　　　生誕100年記念のバラ「ミスター ローズ」（武内氏作出）

　・2010年 ローマ バラの新品種国際コンクール

　    　ハイブリッド ティー部門金賞受賞のバラ「快挙」（武内氏作出）

　・京成バラ園　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会場後方から撮影、許可を得て転載

　　　　武内氏は、開口一番「じっとしていること、黙っていることが苦手」とおっ

　　　　しゃり、その通り、スライドを指し示しながら、90分さわやかによどみなく

　　　　ご講演。時間を延長して、参加された方からの質問に応答。

　　　　ギリシャ神話に登場するバラなど古くからの人間との関わりに始まり、育種

　　　　の歴史、お仕事である商業育種へと語り進みながら、とにかく、ご自身がバ

　　　　ラを楽しんでいらっしゃる＜オーラ＞がすごくて、お話と一緒に＜幸せ元気

　　　　パワー＞をいただけました。 

「1年に15万品種交配したとして、

名前を付けて世に出せるのは3品種ほど、確率は5万分の一」

「科学的に計画交配して、感覚的に選別します」

理由を付けて残したバラは最終的には落ちる

   短くて8年、長いと10年以上、選別を繰り返す

　　　　　　　　　　　　　　　　　（先生の頭の中には、どれほどのデータが！）

「自作できるのは20年20回、春の時期は命がけ」

「育種は大変ですが、夢のような仕事」

「バラの評価はいろいろありますが、一番の評価はみなさんの評価です」

育種の楽しみ　武内氏からの一提案

母の日に「桃香」を、父の日に「あゆみ」をプレゼントして、

交配して「自分のバラ」をつくってみよう！

＊「桃香」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　第3回国営越後丘陵公園「国際香りとばら新

　　　　　　　　　　　　　　　　　　品種コンクールＨＴ金賞・新潟県知事賞受賞

　　「あゆみ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年、京成バラ園芸50周年記念のバラ。

　　　　　※ パテント（専売特許）のある品種の譲渡は、有償・無償にかかわらず、

　　　　　　 種苗法により禁止されています。ご確認ください。

武内氏の作出されたバラは

薔薇の轍と、隣りの風ぐるま迷図のあちこちで楽しめます

花菜ガーデンのスタッフの方と（薔薇の轍にて）

武内氏作出のバラと（風ぐるま迷図にて）

風ぐるま迷図に「快挙」 は

　　　　　   2010年 第68回 ローマ バラの新品種国際コンクールの 

                                               ハイブリッドティー部門で金賞を受賞しました

　　　　　　　　　↑2014年5月18日 咲きはじめの「快挙」

　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　 　　　　　　　びぃは一目惚れ♡

武内氏は、2012年にも、花菜ガーデンにいらっしゃっています

　　　　　　平塚市中央公民館主催 バラの連続講座

　　　　　　　バラと庭園の文化史 ー「ガーデンの魅惑」－

　　　　　　　　第2回「花菜ガーデン ローズガーデン」訪問学習にて

武内先生の作出されたバラは

平塚駅南口噴水広場の南側花壇にも

↓

「ほのか」

2004年 仏リヨン国際コンクール「グランド ローズ オブ ザ センチュリー」受賞

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